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2008.05.21

4か月ぶりのヨルダン行き(2)ドーハ~アンマン

5月20日 ドーハ発アンマン到着 15:30

乗り継ぎの待ち時間も含めれば自宅を出てから30時間余りに及ぶ旅路の末、

アンマンに到着。

前回ここを離れて日本に帰ったのは1月で最も寒い時期だった。今は季節も

変わり、既に夏でかなりの暑さになって来ている。既に日中は35度を超える。

搭乗していたエアバスA300も空港に着陸する際に結構の揺れだった。

天気は良かったので、悪天候が理由ではなく、晴天により暖められた地上の

空気が急激に上昇することによる気流の乱れが原因のようだ。

乗継ぎの後に最終的に中東に到着する機内は、当たり前のことだが中東色に

あふれているのがいつものこと。今回の機内でも人々の言葉の中にアラビア

語が飛び交うのは当たり前だが、しかし今回はいつもほど現地色を感じ

なかったのは、たまたま両脇に座った乗客が英語を読み、話し、アルコールを

飲む人だったせいだろうか。

いずれもヨルダン人だが、右脇のMazen氏は建築業の仕事をしているとかで

中国からの帰り。日本語も挨拶程度は話せる。日本人の勤勉ぶりを褒める。

中国も最近は一人っ子政策の影響か、労働人口が減っており、ひとりひとりを

大事にするようになったとかで、夜間シフトの超過残業の傾向は少なくなった

と言う。

左側に座っていたのMさんは機内サービスが良くないと不満を言っていた。

何でも彼自身が航空会社の専門家だそうで、国連機に搭乗しているのだと言う。

平和監視などを目的とした兵士の輸送にも関わっているという。

頼まれもしないのに国連の身分証明書を見せてくれたので、どうも本当らしい。

これまでに訪問した国を聞くとほぼ世界中どこでもという状態だった。

今回はアフリカ各地を結ぶフライトの仕事の後、2週間ほどの休暇でのヨルダン

への里帰りということで、ケニアのナイロビからドーハ経由アンマンへの帰途

だそうだ。お疲れ様なことである。

昨年はドバイとカブールを結ぶフライトに従事してアフガニスタン勤務3か月

の経験があったという彼にしても、例えば今のイラクに行くのは遠慮したいと

言う。イラクは現状では国連機を飛ばしてはいないが、兵士の輸送に関われば

敵対勢力からの攻撃にさらされるのは必定だからだ。

その彼はビール二杯を飲んだ後で、機内食のサービスの際にブランデーを飲み、

さらにお代りをした上で、前の席の子供たちがうるさいと文句をつけている。

昼間のフライトのせいか、今回の機内で目立ったのは子ども連れの家族の姿だ。

さて、到着してすぐ直面したのが物価高だ。

空港から市内行きのバスにしてからが、4か月前には1.4ヨルダンディナール

(JD)だったのが、いきなり2倍以上の3ディナールになっていて驚く。

急な値上げに間に合わなかったようで、渡された切符には旧価格の上に新価格の

スタンプが押されていた。

市内の乗合いタクシーも0.17JD→0.28JDと、やはり1.5倍以上。

後から聞いたらガソリン代が1リットル当たり1ドルと、ここでは以前には

考えられなかった高価格などで、なるほどと思わざるを得ない。

物価高には私の懐も痛いが、ヨルダンに住む難民や貧困層のとってはなおさらの

こと。先行きが心配になる。

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