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2008.03.05

イラン大統領イラクを訪問

3月3日、その日のバグダッド

イランのアフマディネジャド大統領は3月2日、イラクを初訪問し、
タラバニ大統領やマリキ首相らイラク政府首脳と会談した。

さて、この日のバグダッドはどうだったのか、バグダッド在住の
知人の話から拾ってみたい。(以下、彼の発言より抜粋)

「イランの大統領がバグダッドに来た話は聞いているか?
 この日はさまざまなことが起こって散々な日だった。
 治安当局はバグダッド市内を通行止めにして封鎖したのさ。
 イラクの国内各地、あちらこちらでイラン大統領の訪問に反対し、
 帰れ!と訴えるデモが行われたよ。
 おかげで2日間の滞在予定のところを一日で早々に引き揚げて
 行ったよ。(注: 彼の発言のママ)」

「デモが起きたのはディヤラ、ファルージャ...
 そしてイラク南部のシーア派地域でもデモがあった。バスラでも...。
 デモの参加者はサインを掲げていた。
 サインの中身は
 『イランは私たちの国(=イラク)に災禍をもたらしている。
 またイランは民兵を支援している。イラクに来るならその前に
 民兵の 活動を止めさせろ!』といった内容だ。」

「イランの支援を受けた民兵が悪さをしているので、その活動を
 止めさせた上でなら訪問も歓迎するが、民兵の活動は止まって
 いないので、大統領の訪問は歓迎できないという意味で、南部
 のシーア派の部族もそういう主張をしているのだ。」

「例えば、イラク軍がアダミーヤ地区で二人のジャーナリストを
 殴り、カメラを壊したという事件が起きた。
 アダミーヤはスンニ派の地区だ。そのアダミーヤに爆発物と銃を
 持ったイラン人が来ていたということで地元の覚醒委員会の
 メンバーがそのイラン人を捕らえたのだが、その様子をこの
 ジャーナリストが撮影していたのを見かけたので、イラク軍は
 そのジャーナリストを殴ってカメラを壊したということだそうだ。
 これは、きょう、シャルキーヤTV(注:イラクの衛星TV局のひとつ)
 が報道していた。」

「昨日(3日)のバグダッドは曇りで、たくさんの爆破が起きた。
 ひどいことだ。
 ひとつはNew Baghdad 地区で起きた。イラク軍の検問所で、
 そこの裏には兵士が夜間に仮眠を取る休息所がある。
 朝6時に爆発物を満載した大きな自動車がやって来て、その
 休息所を破壊したので後には全部の部屋がむき出しになって
 外から見えるほどだった。そこに居た兵士はみんな亡くなった。
 昨日は本当にあちこちで爆破があった。」

「きょうも爆破がBab al-Mhadham地区であった。イラク保健省の
 建物のすぐ近くの地区だ。とても大きな爆破だった。
 昨日ときょうは本当にあちこちでたくさんの爆破があった。
 多分イランの大統領が来たからだと私は思う。」

終わり

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