イラク支援のNGO声明
”暴力の連鎖”とか、”宗派対立”などと訳知り顔でステレオタイプな
ことばを使いたくないのですが、 このところのイラクでの出来事には
胸を痛めています。
アンマンを発った12日の晩にもサドルシティでの爆破事件で多数の
犠牲者が出て、それ以来連日報道は犠牲者の数のカウントに終始して
いるようにも見えます。
また、この間、クリスチャン・ピースメーカー・チームズ(CPT)のメンバーを
はじめとする人道支援活動家や援助スタッフの拉致、殺害が相次ぐ状況を
踏まえ、イラクで活動中のNGOでは声明を発表しています。
JVCのホームページでもご紹介していますが、ここにも転載しておきます。
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バグダッド
2006年3月13日
NCCI声明
イラクで活動するNGOは国民の和解、挙国一致と暴力の終結を求めます
毎日、イラクでは何十人もの紛争とは無関係の罪のない人々が殺害されて
います。先週にはこれらの人々の中で2名が援助従事者であることが確認
されました。
イラクで活動するNGOは、イラクでの国民の和解と挙国一致を求めます
イラクで活動するNGOは昨今の殺害決行に引き続くこの機会に、イラク
地域社会を引き裂き、破壊するようなイラクでの暴力の勃発を強く非難
します。
暴力の循環は住民の利益に反し、ごく少数の個人を利するだけです。
イラクで活動するNGOは、イラクで未だ誘拐されているか収監されている
全ての援助従事者や罪のない人々の解放を求めます
イラクで活動するNGOは全ての関係者に、援助従事者が標的として
狙われることなく、地元住民の生命を救い、イラクの復興を支援する
ためにこの国に留まっていることを思い出していただきたいのです。
2003年以来、少なくとも他に50名の援助従事者が殺害されて
います。
イラクで活動するNGOはイラクにおける人権の尊重を求めます
イラクで活動するNGOは、この愚かな暴力の犠牲者の家族に対して
哀悼の意を表明し、その出身や信仰のいかんに関わらず民間人に
敬意を払うことを求めます。
NCCI(イラクにおけるNGO調整委員会)
(原文=英語、アラビア語)
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