TV番組について
25日(土)朝に放送されたTBS系『サタデーずばッと』について
感想を書きます。
冒頭から、前日に行われた国会での懲罰委員会での
永田議員「偽メール」問題に関する報道で多くの時間を割かれて
いたので、民間の日本人によるイラク支援の模様を紹介する
時間は当初の予定より短く、駆け足の内容になっていました。
(蛇足ながら、この偽メール問題に関する報道も、民主党による
調査を「遅い」として、真実を追究する立場からメール提供者の
氏名を公開した懲罰委員会での審議を是とするトーンで一貫して
いましたが、確かにわかりやすさとしてはその通りですが、
情報提供者の保護という面では大いに問題を残しています。
今回のケースでは情報提供者の真偽誠実に問題があったと
推測されますが、それを持ってなし崩しに何でも公表すべきなのか、
公表することによってむしろ民主党や永田議員が責任を回避している
のではないか、等々の問題があると思います。)
それでも、高遠さんの支援プロジェクトがイラク人の友人を
通して着々と進んでいること、最初は意見の合わなかったこれらの
イラクの友人も支援の実績を見て、協力するようになったことが
語られ、後半ではJIM-NETとしてアラブの子どもとなかよくする
会の西村さんなどがヨルダン支援するイラク人のガン患者
(アヤちゃん)の模様が紹介されていました。
下村キャスターによるこれらの支援の紹介を受けて、
スタジオでの議論になりましたが、結果的にこれらの
きめ細かな支援と、政府系の資金を受けてイラク支援事業を
行っているJICAやジャパンプラットフォームを対比する論調に
なってしまった様に見えました。
この対比は、話としてはわかりやすいのですが、単純化した
故の問題があろうかと思います。
自衛隊による「人道復興支援」と、政府資金を得て行う機関や
NGOの大規模支援と、小規模のNGOや個人の支援を同じ土俵で
扱うことの妥当性をキチンと検証する必要があろうかと思います。
そうでないと、支援結果を比較しての自慢大会に陥ってしまう
危険性があります。
少なくとも、私たちのような小規模NGOや個人の支援が、
このような自衛隊の実績PRポスターと同じ次元で競争する
必要性は全くないと思います。
(自衛隊によるイラク支援の実績説明ポスター 都内ターミナル駅で撮影)
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