« 世界遺産を見に行く(Qasr Amra) | トップページ | 「大本営発表」に物申す »

2004.11.09

囚われのファルージャ

イラクでは米軍を中心とする多国籍軍とイラク国軍の合同作戦で
ファルージャ「奪回」に向けての総攻撃が始まりました。
これに先駆けて、バグダッド在住の知人から届いたメッセージを
翻訳して紹介していますが、大きな反響を頂いています。

私がファルージャの叫びに応えてできることは、
現地への緊急支援活動をいくらかでも続けることです。
何とかして、戦闘が拡大して犠牲者が出るのを防がなくてはならず、
対処療法となることに口惜しさはあるのですが。

このイラク市民からのメッセージにご関心のある方は
TUP速報
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/430
での千早さん訳も合わせてお読み頂ければ幸いです。

              Kidnapping of Faluja

Every Body, every thing is kidnapped in Faluja, Women, Children, families, history humanity and peace. And the world is only watching, how the US army will kill civilian, and what military plane will be used. What weapons will be tested in Faluja. The world is become just dead body has no feelings, and no any reaction.
Do you know what Faluja mean, it mean every city in this world. It means Hiroshima, Kabul. Faluja means the black future of humanity and the killing by the name of democratic and peace. Faluja isn’t belonging to Faluja people only; it is the symbol for today’s world. The big fish eat the small one.
Keep client and your city will be the next, and your history will be the next. Keep watching how the new technology can very easily kill the innocent kids and week people. Then the next will be you.
Every body with negative stance from today’s crime, he will be partner in this crime, in front of history and humanity. Nobody will excuse the cowards or the scared. It is as Shakespeare said “TO BE OR NOT TO BE “
Faluja not expecting cry from us, Faluja need strong shriek…..to make all consciences wake up.

              囚われのファルージャ 

誰もが、全てのものがファルージャで囚われの身に
なっている。
女性、子ども、家族、歴史、人間性、そして平和が。そして世界は
米陸軍部隊が市民を殺す様子、どんな軍用機が使われるのか、
どんな兵器がファルージャで試されるのかをただ見ているだけだ。
世界は死に体になっていて、いなかる感情も、反応も示さない。

あなたはファルージャが意味するものを知っていますか?
それはこの世界のどの都市にも当てはまることです。それは
ヒロシマであり、カブールであり、ファルージャは人間性の漆黒の将来
‐民主制と平和の名のもとに行われる殺戮を意味します。
ファルージャはファルージャの人々のもとにあるものを意味する
だけではありません。ファルージャはこんにちの世界のシンボル
なのです。大魚が小魚を食べてしまうような世界の。

沈黙を保っていると、あなた方の街が、あなた方の
歴史が次の番です。いかにして最新の技術が容易に無実の
子どもたちや脆弱な人々を殺せるのかを見続けなさい。
そして次はあなた方の番です。

誰でも、きょうの犯罪に否定的な立場を取る人々が、
歴史と人間性の前に照らして、(あすには)この犯罪に手を貸す者に
なるのです。誰も臆病さやおびえを免罪にはしないのです。
それが、シェイクスピアの言うところの
「なすべきか、なさざるべきか」という問題なのです。

ファルージャはわれわれの嘆きを期待していません。
ファルージャはすべての良心を呼び覚ますような強い叫びを
必要としているのです。

(邦訳: 原 文次郎)

|

« 世界遺産を見に行く(Qasr Amra) | トップページ | 「大本営発表」に物申す »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/7472/1908256

この記事へのトラックバック一覧です: 囚われのファルージャ:

» 無力と戦う夜---ベトナムからファルージャへ [BigBan]
僕はベトナム反戦の世代ではない。 幾度となくその世代と一緒にされ(若いと一緒らし [続きを読む]

受信: 2004.11.20 17:32

« 世界遺産を見に行く(Qasr Amra) | トップページ | 「大本営発表」に物申す »